ビール

ホップとは

ビールに苦味と香りを与える植物の花(毬花)。柑橘や松のような香りを持つ品種も多く、クラフトビールの個性を決める重要な原料のひとつ。
最終更新: 2026年07月|タクツマ編集部

ホップとは

ホップとは、アサ科のつる性植物の毬花(まりばな)と呼ばれる部分で、ビールに独特の苦味と香りを与える原料です。麦芽・水・酵母とあわせてビールの主要原料とされ、毬花の中にある「ルプリン」という黄色い粒に含まれる成分が、苦味と香りのもとになっています。雑菌の繁殖を抑える防腐的な働きも持っています。

品種によって香りの方向性は大きく異なり、柑橘系・トロピカル系・松やハーブのような香りを持つ品種など多岐にわたります。香りや苦みが穏やかな「ファインアロマホップ」、香りの強い「アロマホップ」、苦み成分の多い「ビターホップ」の3タイプに大別されることもあります。IPA(インディア・ペールエール)のようにホップを大量に使うスタイルでは、この香りと苦味が主役級の個性になります。

ペアリングの視点では、柑橘系の香りを持つホップのビールには、同じ柑橘系の風味や爽やかな香りのおつまみを合わせる「香りを揃える」テクニックが有効です。よなよなエールのような柑橘系ホップが効いたビールと、燻製ナッツやチーズのような香ばしい系のおつまみが好相性なのも、香りの方向性を意識した組み合わせです。

よくある質問

ホップはビールにどんな役割がありますか?

主に苦味と香りを与える役割があります。毬花に含まれる「ルプリン」という粒の成分が苦味・香りのもとになり、品種によって柑橘系・トロピカル系・ハーブ系など香りの方向性が大きく異なります。

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