日本酒

杉玉(すぎだま)とは

スギの葉を球状に束ねた造形物。酒林(さかばやし)とも呼ばれ、新酒が搾られる時期に酒蔵の軒先に飾られる、造り酒屋の目印。青々とした状態から徐々に茶色く枯れていく変化が、酒の熟成具合を示す指標にもなっている。
最終更新: 2026年07月|タクツマ編集部

杉玉(すぎだま)とは

杉玉は、スギの葉を集めて球状に束ねた造形物で、酒林(さかばやし)とも呼ばれます。多くの酒蔵で、新酒が搾られる時期に軒先へ吊るされる、いわば酒屋の看板のような存在です。

発祥は奈良県桜井市の大神神社(おおみわじんじゃ)にあるとされています。酒の神を祀るこの神社では、御神体である三輪山の杉に神の力が宿るとされ、その杉の葉を束ねて酒屋の軒先に吊るす風習が起源とされます。江戸中期には「酒林」と呼ばれ、酒屋の看板として全国に広まっていきました。

杉玉のもうひとつの役割は、酒の熟成具合を知らせるサインであることです。新しく吊るされたばかりの杉玉は青々としていますが、時間の経過とともに葉が茶色く枯れていきます。この色の変化が、蔵の中で酒が熟成していく様子を映し出しているとされます。

現在も多くの蔵で、新酒が搾られるタイミング(11月頃が多い)に合わせて新しい杉玉へ交換する習わしが続いています。酒蔵めぐりをする際は、軒先の杉玉の色に注目してみると、その蔵の新酒の時期が見えてきます。

よくある質問

杉玉はいつ新しくなりますか?

多くの蔵で、その年の新酒が搾られるタイミング(11月頃が多い)に合わせて、青々とした新しい杉玉に交換されます。

杉玉の色を見れば熟成度がわかるのですか?

目安として使われています。吊るしたばかりの青い杉玉は新酒ができた合図で、時間が経ち茶色く枯れてくるほど、その年の酒が熟成してきたサインとされています。

参考にした情報源: 杉玉 - Wikipedia酒屋の軒先でよく見る「杉玉」「酒林」の意味や起源を解説!(和樂web)

← 宅飲み用語集の一覧に戻る