ビール
エール・ラガーとは

エールとラガーは、ビールを発酵させる際の酵母の働き方の違いによる分類です。エールは15〜25度ほどの比較的高い温度で数日かけて発酵させる「上面発酵」で、発酵中に酵母が液面近くに浮かび上がるのが特徴。歴史はこちらのほうが古く、中世以前のビールはほとんどがエールでした。
一方のラガーは5〜13度ほどの低温で、1ヶ月近くかけてじっくり発酵させる「下面発酵」。酵母がタンクの底に沈みながら発酵します。低温管理により雑菌が繁殖しにくく、一定の品質を保ったまま大量生産しやすいことから、19世紀以降ラガーが世界の主流になりました。日本の大手メーカーのビールも、ほとんどがラガーの一種「ピルスナー」というスタイルです。
味わいの傾向として、エールは発酵時にできる香気成分(エステル)が多く生まれるため、フルーティーで華やかな香りとコクが特徴。ラガーは雑味の少ないクリアな味わいで、キレと喉ごしの良さが際立ちます。よなよなエールのようなクラフトビールの多くはエールタイプで、大手メーカーの定番ビールの多くはラガータイプです。
よくある質問
エールとラガーの一番の違いは何ですか?
発酵方法の違いです。エールは高めの温度で発酵させる「上面発酵」、ラガーは低温でじっくり発酵させる「下面発酵」。この違いが、エールの華やかな香り、ラガーのすっきりしたキレという味わいの差を生んでいます。
クラフトビールはエールとラガーどちらが多いですか?
クラフトビールにはエールタイプが多い傾向があります。ホップや麦芽の個性を出しやすく、造り手によって表現の幅が広いことが理由とされています。ただしクラフトのラガーも存在します。
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参考にした情報源: 「ラガー」と「エール」の違い(オオサカビール)
