日本酒
男酒・女酒(おとこざけ・おんなざけ)とは

「灘の男酒、伏見の女酒」という言い回しは、兵庫県・灘と京都府・伏見という日本を代表する2大酒処の酒質の違いを、仕込み水の性質から表現したものです。
灘の水(宮水)はミネラル分を多く含む中硬水。ミネラル分は酵母の栄養源となるため発酵が力強く進みやすく、糖分が残りにくいことから、キレのある辛口に仕上がりやすいとされます。この力強さが「男酒」の由来です。
一方、伏見の水はミネラル分の少ない軟水に近い中硬水。発酵がゆっくりと穏やかに進むため糖分がやや残りやすく、やわらかく優しい味わいに仕上がりやすいことから「女酒」と呼ばれてきました。
現代は醸造技術が進んでいるため、仕込み水の硬度だけで酒質のすべてが決まるわけではありません。それでも、地域ごとの酒質の傾向を語るときの慣用句として、今も日本酒ファンの間で親しまれている表現です。
よくある質問
男酒・女酒という分類は今でも通用しますか?
醸造技術の進歩で、仕込み水の硬度だけで味が決まるわけではなくなっています。ただし、地域ごとの酒質の傾向をわかりやすく語る慣用句として、今も使われ続けている表現です。
灘・伏見以外にも硬水・軟水で知られる産地はありますか?
たとえば広島県西条は、軟水を使った醸造技術(軟水醸造法)の発祥地として知られています。全国各地に、その土地の水質を活かした酒造りの伝統があります。
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創業1659年、灘の本流辛口。伝承の生酛造りが生む、キレのある食中酒。
玉乃光酒造 純米吟醸 冷蔵酒
京都伏見の蔵が守り続ける、米だけで醸すすっきり辛口のロングセラー純米吟醸。
参考にした情報源: 灘の酒が「男酒」と呼ばれるのはなぜ?男酒・女酒の由来とは(酒みづき)、「灘の男酒、伏見の女酒」、その違いは水にあり!(SAKETIMES)
