ビール
ピルスナーとは

ピルスナーとは、1842年にチェコのピルゼン(プルゼニ)地方で、バイエルン人醸造家ヨーゼフ・グロールによって生み出されたビールのスタイルです。それまで濁った色合いのビールが主流だった中、透明感のある輝く黄金色と、ホップの効いた爽快な苦味を持つこのビールは瞬く間に評判となり、現在では世界のビールの約7割を占めるとされるほど主流のスタイルになりました。
分類上は、エール・ラガーの項目で説明した「下面発酵」のラガーに属します。低温でじっくり発酵させることで生まれる雑味の少ないクリアな味わいに、ホップ由来のキレのある苦味が重なるのが特徴。アルコール度数はおおむね3〜5%程度です。日本の大手メーカーが造る定番ビールのほとんどは、このピルスナーというスタイルに分類されます。
「ラガー」がビールの大分類(発酵方法による区分)であるのに対し、「ピルスナー」はそのラガーの中の1スタイル(産地と味わいの特徴による区分)という関係にあたります。日本で「ビール」と聞いてまず思い浮かべる、あのすっきりした喉ごしの味わいこそが、まさにピルスナーの個性です。
よくある質問
ピルスナーとラガーはどう違いますか?
ラガーは「下面発酵」という発酵方法によるビールの大分類で、ピルスナーはそのラガーの中の1つのスタイルです。ピルスナーは1842年にチェコのピルゼン地方で生まれた、輝く黄金色とホップの苦味が特徴のタイプを指します。
日本のビールはピルスナーが多いのですか?
はい。日本の大手メーカーが造る定番ビールのほとんどは、ピルスナースタイルに分類されます。世界的に見てもピルスナーはビール全体の約7割を占めるとされる、主流のスタイルです。
この用語に関係する商品
アサヒスーパードライ
1987年、日本初の辛口生ビール。キレで料理を際立たせる食中酒の王者。
画像出典: 楽天市場サッポロ生ビール黒ラベル
麦のうまみと爽やかな後味の完璧なバランス。「大人の生」の定番ラガー。
あわせて読みたい記事
参考にした情報源: 「ピルスナー」はチェコ発祥のビールスタイル(たのしいお酒.jp)、ピルスナーの誕生(キリンビール大学)
