ワイン
タンニンとは

タンニンとは、赤ワインに多く含まれる渋み成分のこと。ポリフェノールの一種(フラバノール)で、ぶどうの皮や種、さらに樽由来のものもあります。赤ワインを仕込む際に果皮ごと発酵させることで抽出されるため、口に含んだときの「キュッと引き締まる」「口の中がざらつく」ような感覚の正体がこのタンニンです。
白ワインは果汁だけを発酵させるため、タンニンをほとんど含みません。赤ワインと白ワインの渋みの差は、まさにこの製法の違いから生まれています。カベルネ・ソーヴィニヨンやシラーのような果皮の厚い品種はタンニンが豊富で、フルボディのワインになりやすい傾向があります。
タンニンは熟成とともに変化するのも特徴です。若いワインほど渋みが強く感じられますが、時間の経過とともにタンニン同士が結合して澱(おり)として沈殿し、口当たりがまろやかでシルキーになっていきます。
タンニンには脂を分解しやすくする働きがあるとされ、脂の多い肉料理と赤ワインが定番の組み合わせとされるのはこのため。サラミやビーフジャーキーのような脂とスパイスのあるおつまみと合わせると、タンニンが脂の重さを洗い流し、後味をすっきりさせてくれます。
よくある質問
タンニンが多いワインの見分け方は?
カベルネ・ソーヴィニヨンやシラーなど、果皮の厚いぶどう品種で造られた赤ワインはタンニンが豊富な傾向があります。フルボディと表示されているワインも、タンニンを多く含むことが多いです。
タンニンが強すぎて飲みにくいときはどうすればいい?
脂の多い肉料理やスパイスの効いたおつまみと合わせると、タンニンが脂を分解し口当たりがまろやかに感じられます。また、数年寝かせて熟成させることでタンニンが穏やかになる場合もあります。
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