完全ガイド
梅酒の選び方|原液タイプ・割り済みタイプ・南高梅の違い【市販品だけ】

大原則:梅酒は「原液タイプ」か「割り済みタイプ」かでまず選ぶ
梅酒選びの最初の分かれ道は、自分で濃さを調整する「原液タイプ」か、缶を開けるだけの「割り済みタイプ」かです。原液タイプはロック・水割り・ソーダ割りと飲み方の自由度が高く、割り済みタイプは手軽さが最大の魅力。どちらが向いているかは、じっくり自分好みに調整したいか、開けてすぐ飲みたいかで決まります。
この記事では、市販の梅酒だけを対象に、編集部おすすめ3選→前提知識(ベースのお酒による違い)→原液タイプ編→割り済みタイプ編→南高梅とは→飲み方別の選び方→シーン別の順に、網羅していきます。
迷ったらこれ:編集部おすすめ3選
まず結論から。「入手しやすさ」「タイプの分かりやすさ」で選んだ3本です。第1位はチョーヤ梅酒 紀州(梅の実入り)。紀州産南高梅を100%使用した、梅の実まるごと楽しめる本格梅酒のスタンダードです。第2位はチョーヤ ウメッシュ 本格梅酒ソーダ。1988年発売、日本初の缶入り梅酒ソーダで、開けるだけで手軽に梅酒が楽しめます。
第3位はタカラ「南高梅のおいしい梅酒」。紀州・南高梅を100%使用しつつ、エコパウチで買いやすく、やさしい味わいに仕上げた1本です。
前提知識:ベースのお酒で味わいが変わる
梅酒は、梅を漬け込むベースのお酒によって味わいが変わります。市販の梅酒の多くは、クセの少ないホワイトリカー(甲類焼酎)をベースにしており、梅本来の風味がストレートに感じられるのが特徴。一方、日本酒をベースにした梅酒は、米由来のまろやかな旨味が加わり、ブランデーベースなら洋酒らしい芳醇な香りが重なります。
市販品で手に入りやすいのは圧倒的にホワイトリカーベースですが、ベースによる違いを知っておくと、贈り物や特別な一本を選ぶときの参考になります。
原液タイプ編:自分好みの濃さに調整できる
原液タイプは、梅酒そのものの濃度が高く、ロック・水割り・ソーダ割りと自分好みの濃さに調整できるのが魅力です。チョーヤ梅酒 紀州(梅の実入り)は、紀州産南高梅を100%使用し、梅の実まるごと瓶に入っているのが特徴。梅の実をそのままつまみながら飲めるのも、原液タイプならではの楽しみ方です。
濃いめに作れば食後のデザート感覚で、薄めに作れば食中酒としても楽しめる幅の広さが、原液タイプの強みです。
割り済みタイプ編:開けるだけの手軽さ
割り済みタイプは、缶や瓶を開けるだけですぐに飲める手軽さが最大の魅力です。チョーヤ ウメッシュ 本格梅酒ソーダは、1988年発売の日本初の缶入り梅酒ソーダ。国産梅100%の梅酒に、あらかじめソーダが合わせてあるので、シュワッとした爽快感をそのまま楽しめます。
「今すぐ1杯」というときや、濃さの調整が面倒なときは、割り済みタイプを選んでおけば失敗がありません。
南高梅とは:梅酒によく使われる高級品種
市販の梅酒のラベルでよく見かける「南高梅(なんこうばい)」は、和歌山県が主産地の高級梅品種です。皮が薄く果肉がやわらかいのが特徴で、2006年には和歌山県の地域ブランドとしても認定されています。梅酒にすると、まろやかで上品な風味に仕上がりやすいとされ、多くの有名メーカーが原料に採用しています。
タカラ「南高梅のおいしい梅酒」のように、商品名に「南高梅」を掲げているものは、品種にこだわった梅酒の目印。迷ったら、この表示を参考に選ぶのもひとつの手です。
飲み方別の選び方:ロック・水割り・ソーダ割り・ホット
ロックは、梅酒本来の甘さと香りを濃く味わいたいときにおすすめ。水割りは、食事と合わせやすいよう度数と甘さを抑えたいときに向いています。ソーダ割りは、炭酸の爽快感で食欲を刺激したい暑い季節にぴったり。寒い季節には、お湯割りの「ホット梅酒」もおすすめで、香りがふわりと立ちのぼります。
同じ1本の梅酒でも、季節や気分に合わせて飲み方を変えるだけで、印象がガラッと変わります。
シーン別:じっくり飲みたい夜・すぐ飲みたいとき・贈り物
じっくり自分好みの濃さで味わいたい夜は、原液タイプのチョーヤ梅酒 紀州のような梅の実入りタイプがおすすめです。仕事終わりにすぐ1杯欲しいときは、チョーヤ ウメッシュ 本格梅酒ソーダのような割り済みタイプが便利。贈り物には、南高梅を使った本格派の原液タイプを選ぶと、特別感が伝わります。
お酒が苦手な人へのプレゼントにも梅酒は定番の選択肢。詳しくは別記事「お酒のプレゼント・ギフト」でも紹介しています。
仕上げに:タイプを知れば梅酒選びで迷わない
梅酒は「原液タイプか割り済みタイプか」「ベースのお酒」「梅の品種」を押さえておくと、棚の前で迷わず選べるようになります。自分好みの濃さで飲みたいなら原液タイプ、手軽さを優先するなら割り済みタイプと、シーンに合わせて使い分けるのがおすすめです。
ここで紹介した組み合わせは、すべて当図鑑のペアリングとして相性の理由つきで収録しています。梅酒に合うおつまみの選び方は、別記事「梅酒に合うおつまみ完全ガイド」で詳しく解説しています。
よくある質問
梅酒選びで最初に見るポイントは何ですか?
「原液タイプ」か「割り済みタイプ」かをまず確認しましょう。自分好みの濃さに調整したいなら原液タイプ、手軽さを優先するなら缶を開けるだけの割り済みタイプがおすすめです。
梅酒のベースのお酒にはどんな種類がありますか?
市販品の多くはクセの少ないホワイトリカー(甲類焼酎)がベースです。ほかに、まろやかな旨味が加わる日本酒ベースや、芳醇な香りのブランデーベースの梅酒もあります。
南高梅とはどんな梅ですか?
和歌山県が主産地の高級梅品種です。皮が薄く果肉がやわらかいのが特徴で、梅酒にするとまろやかで上品な風味に仕上がりやすく、多くのメーカーが原料に採用しています。
梅酒はどんな飲み方がありますか?
ロック・水割り・ソーダ割りが定番で、寒い季節にはお湯割りの「ホット梅酒」もおすすめです。同じ1本でも飲み方を変えるだけで印象が大きく変わります。
梅酒の賞味期限はどのくらいですか?
市販の梅酒は、未開封であれば基本的に賞味期限の設定がなく、長期保存が可能です。開封後は、紙パックタイプで6ヶ月〜10ヶ月程度、瓶タイプで1〜2年程度が目安。空気に触れると風味が変わっていくため、しっかり蓋を閉めて冷蔵庫や冷暗所で保存するのがおすすめです。
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この記事を書いた人
タクツマ編集部
コンビニ・スーパー・通販で買える市販のお酒とおつまみだけを対象に、実際に飲み・食べたうえで組み合わせを提案しています。度数や価格などのスペックは公開情報をもとに調査し、説明文とペアリングの理由はすべて編集部が独自に執筆。感じ方には個人差があるため、あくまで家飲みのヒントとしてご活用ください。
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