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ワインの品種一覧|赤・白・ロゼの違いと選び方【市販品だけ】

大原則:ワインは「品種」で味の方向性が決まる
ワインの品種とは、原料になるぶどうの種類のことです。同じ赤ワインでも、カベルネ・ソーヴィニヨンなら渋みとコクが強く、ピノ・ノワールなら軽やかで酸味が立つというように、品種が変わると味の方向性がまったく変わります。ラベルに品種名が書いてあることが多いので、品種を覚えておくと、初めて見るワインでもだいたいの味を予想できるようになります。
この記事では、コンビニ・スーパー・通販で買える市販ワインだけを対象に、代表的な品種別おすすめ→前提知識(赤・白・ロゼ・スパークリングの違い)→赤ワイン品種編→白ワイン品種編→ロゼ・スパークリング編→品種別のおつまみ早見→シーン別→選び方で失敗しないコツの順に、網羅していきます。
迷ったらこれ:品種別おすすめ5選
まず結論から。「入手しやすさ」「品種の個性のわかりやすさ」で選んだ5本です。第1位はメルシャン フロンテラ カベルネ・ソーヴィニヨン。世界一売れているチリワインで、カベルネらしいしっかりしたタンニンと果実味の入門に最適。第2位はサンタ・ヘレナ アルパカ シャルドネ・セミヨン。コクのある白ワインの代表格で、まろやかな飲み口が特徴です。
第3位はメルシャン 甲州きいろ香。日本固有品種・甲州ぶどう100%で、柑橘系の爽やかな香りが和食にもよく合います。第4位はコノスル ピノ・ノワール ビシクレタ レゼルバ。軽やかな赤ワインの入門編にぴったり。第5位はマテウス ロゼ。品種の違いだけでなく、ロゼという造り方の違いも体験できる一本です。
前提知識:赤・白・ロゼ・スパークリングの違いは「造り方」
赤ワインは黒ぶどうを皮ごと発酵させ、皮の色素と渋み成分(タンニン)を抽出したもの。白ワインは黒ぶどう・白ぶどうどちらからでも造れますが、皮を取り除いてから発酵させるため、渋みが少なく色も薄くなります。ロゼは黒ぶどうを短時間だけ皮と一緒に発酵させ、途中で皮を取り除くことで、赤と白の中間のようなピンク色と軽やかな味わいに仕上げます。
スパークリングワインは、発酵の過程で生まれる炭酸ガスをワインに閉じ込めたもの。つまり同じ品種のぶどうでも、造り方次第で赤にも白にもロゼにもスパークリングにもなり得るということです。品種と造り方、2つの軸で覚えると、ワイン選びがぐっと整理されます。
赤ワイン品種編①:カベルネ・ソーヴィニヨン&メルロー、重厚系の代表
カベルネ・ソーヴィニヨンは、世界で最も多く栽培されている黒ぶどう品種のひとつ。しっかりしたタンニンと、カシスやブラックベリーを思わせる濃い果実味が特徴で、肉料理やチーズとの相性が抜群です。メルシャン フロンテラ カベルネ・ソーヴィニヨンやメルシャン フロンテラ カベルネ・ソーヴィニヨンのような単一品種のほか、サンタ・ヘレナ アルパカ カベルネ・メルローのようにメルローとブレンドされることも多い品種です。
メルローはカベルネ・ソーヴィニヨンに比べてタンニンが穏やかで、まろやかな口当たりが特徴。単体で使われるよりも、カベルネ・ソーヴィニヨンとブレンドして飲みやすさを補う役割で使われることが多い品種です。ジャンボンフーズ 生ハム切り落としのような脂の甘みがある食材と合わせると、果実味が脂を受け止めてくれます。
関連用語: カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローとは
赤ワイン品種編②:シラーズ&ピノ・ノワール、個性が際立つ2品種
シラーズ(シラーとも)は、黒コショウを思わせるスパイシーな香りが特徴の品種。オーストラリア産のジェイコブス・クリーク シラーズ・カベルネのように、カベルネ・ソーヴィニヨンとブレンドされることも多く、燻製系やスパイシーな味付けのおつまみと好相性です。
一方ピノ・ノワールは、赤ワインの中でも特にタンニンが少なく、赤いベリーを思わせる軽やかな香りが持ち味。コノスル ピノ・ノワール ビシクレタ レゼルバのように冷やして飲めるタイプも多く、あいこちゃん鯖水煮のような脂ののった青魚とも合わせやすい、数少ない「魚に合う赤ワイン」の代表品種です。
白ワイン品種編①:シャルドネ&セミヨン、コクのある白の代表
シャルドネは、世界で最も広く栽培されている白ぶどう品種。柑橘系からトロピカルフルーツまで幅広い香りを持ち、造り方によって軽やかにもコクのある味わいにもなる、懐の深い品種です。サンタ・ヘレナ アルパカ シャルドネ・セミヨンのように、コクを補うセミヨンとブレンドされることもあります。
セミヨンは単体で語られることが少ないものの、まろやかな口当たりを加える名脇役。チーズやクリーム系のおつまみと合わせると、コクのある白ワインならではの「旨味を重ねる」組み合わせが楽しめます。
白ワイン品種編②:甲州&デラウェア、和製ぶどうの軽やかな白
甲州は、日本固有の白ぶどう品種で、山梨県を中心に古くから栽培されています。柑橘系の爽やかな香りとすっきりした酸味が特徴で、繊細な和食との相性を意識して造られることが多い品種です。メルシャン 甲州きいろ香のように、和の白ワインとして親しまれています。
デラウェアは、日本でも広く栽培される小粒のぶどう品種で、甘みと爽やかな酸味が特徴。モンデ酒造 デラウェアスパークリングのように、缶入りのやや甘口スパークリングとして楽しまれることが多く、宅飲みの乾杯にちょうどいい軽さが魅力です。
関連用語: 甲州(こうしゅう)とは
ロゼ・スパークリング編:品種より「造り方」で選ぶ
ロゼワインは、特定の品種というより「短時間だけ皮と接触させる」造り方によって生まれるタイプです。マテウス ロゼのように、いちごやラズベリーを思わせるフレッシュな果実香と微発泡感を持つものが多く、寿司や魚介系のおつまみとも合わせやすいのが魅力です。
スパークリングワインも同様に、シャンパーニュのようにシャルドネなどの品種で造られるものから、モンデ酒造 デラウェアスパークリングのように和製品種で造られるものまで幅広く存在します。品種の違いを意識しつつ、乾杯や食前酒には泡のあるタイプを選ぶのがおすすめです。
品種別・合うおつまみ早見
カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローのような重厚な赤には、サラミや生ハムのような肉系・チーズがよく合います。シラーズのようなスパイシーな赤には、燻製系やピリ辛のおつまみを。ピノ・ノワールのような軽い赤には、脂ののった青魚が好相性です。
シャルドネ・セミヨンのようなコクのある白には、チーズ系やハーブ系のおつまみを。甲州のような和の白には、和食や海鮮系を。デラウェアのような軽やかな泡には、塩気のあるスナックがよく合います。今夜飲みたい品種が決まっているなら、この早見表からおつまみを選べば失敗しません。
シーン別:ワイン初心者・飲み比べ・来客時
ワイン初心者は、渋みの少ないメルローやセミヨンブレンドから試すと失敗しにくいです。品種の違いを飲み比べてみたいなら、赤(カベルネ系)・白(シャルドネ系)・ロゼの3本を並べて、同じチーズやサラミと合わせてみると、品種による味の変化がよくわかります。
来客時には、甲州のような和の白ワインを用意しておくと、和食中心のおつまみとも合わせやすく、幅広いゲストに対応できます。
選び方で失敗しないコツ:ラベルの品種表記を見る
市販ワインのラベルや商品説明には、たいてい品種名が記載されています。「カベルネ・ソーヴィニヨン」「シャルドネ」のように単一品種で書かれているものは、その品種の個性がストレートに出ているタイプ。「赤ワイン」「白ワイン」とだけ書かれているものは、複数品種をブレンドした飲みやすさ重視のタイプであることが多いです。
迷ったら、まずはブレンドタイプの手頃なワインから試し、気に入った方向性(渋み重視か、香り重視か)が見えてきたら、単一品種のものに挑戦してみるのがおすすめです。ここで紹介した組み合わせは、すべて当図鑑のペアリングとして相性の理由つきで収録しています。
よくある質問
ワイン初心者はどの品種から試すべきですか?
渋みの少ないメルローや、ブレンドタイプの赤ワインから試すのがおすすめです。白ワインならシャルドネ・セミヨンのようなコクのあるタイプが飲みやすく、失敗しにくいです。
赤ワインと白ワインの違いは品種ですか?
品種だけでなく造り方も関係します。黒ぶどうを皮ごと発酵させると赤、皮を除いて発酵させると白になります。同じ黒ぶどうでも造り方次第で白ワインになることもあります。
甲州とシャルドネの違いは何ですか?
甲州は日本固有の白ぶどう品種で、柑橘系の爽やかな香りと和食との相性が特徴です。シャルドネは世界で最も広く栽培される品種で、造り方次第で軽やかにもコクのある味わいにもなります。
コンビニで買えるワインでも品種は選べますか?
はい。コンビニ・スーパーでも、カベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネなど、品種名がラベルに書かれた市販ワインが手に入ります。価格を抑えつつ品種の個性を楽しめます。
ロゼワインは何のぶどうから造られますか?
特定の品種ではなく、黒ぶどうを短時間だけ皮と接触させる造り方によって生まれます。カベルネ・ソーヴィニヨンやシラーズなど、赤ワイン用の品種からロゼが造られることもあります。
この記事で紹介した図鑑アイテム
なとり 一度は食べていただきたい おいしいサラミ
デンマーク産ポークを13種のスパイスで。低温熟成の、上質な濃厚サラミ。
ジャンボンフーズ 生ハム切り落とし
ねっとり食感と脂の甘み。封を開けてそのままつまめる、大人の生ハム。
伊藤食品 あいこちゃん鯖水煮
旬の国産鯖を目利き仕入れ。化学調味料不使用、鯖缶ブームの本命。
メルシャン フロンテラ カベルネ・ソーヴィニヨン
世界一売れているチリワイン。手頃な価格でしっかりした果実味と余韻。
サンタ・ヘレナ アルパカ シャルドネ・セミヨン
トロピカルフルーツの果実味となめらかな飲み口。アルパカ赤の、白の相棒。
メルシャン 甲州きいろ香
日本固有品種・甲州ぶどう100%。柑橘のような、爽やかな香りの白ワイン。
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この記事を書いた人
タクツマ編集部
コンビニ・スーパー・通販で買える市販のお酒とおつまみだけを対象に、実際に飲み・食べたうえで組み合わせを提案しています。度数や価格などのスペックは公開情報をもとに調査し、説明文とペアリングの理由はすべて編集部が独自に執筆。感じ方には個人差があるため、あくまで家飲みのヒントとしてご活用ください。
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